日本代表DF長友佑都(30=インテルミラノ)が9日、10日から始まる所属クラブの合宿に参加するため、成田空港からイタリアへ、航空機で離日した。

 長友は自身の去就について「インテルに残る選択肢もあるし、移籍をするかもしれない。なかなか新しいチャレンジをすることもないので、もしそうなら楽しみだしワクワクする」と言及。「いくつか僕を欲してくれているクラブも、今の時点であります。ありがたいことです。一番は自分を求めてくれるクラブ。試合に絡めるクラブでチャレンジしたい」と、すでに正式なオファーが届いていることも明かした。

 また8月末から再開するW杯アジア最終予選についても「僕ら自身もドキドキしている」と心境を語った。同31日のホーム・オーストラリア戦、9月5日の敵地サウジアラビア戦のいずれかに勝てば、6大会連続のW杯出場権を獲得する。「日本が行けないとなったら衝撃的なニュース。日本サッカー界のため、夢見る子どもたちのためにもオーストラリアに勝ちたい。自分はこのくらいのドキドキやプレッシャーがあったほうが燃える」と意気込んだ。

 今回は、長友が合宿でミラノを離れるため、先月24日に都内で挙式を行ったタレントで女優の平愛梨夫人(32)は同行しなかった。関係者によると、日本で仕事をこなした後、8月にも渡欧する予定だという。