敵地で惜敗したマルセイユはリーグ戦では控えのメンバー主体のチームで臨んだ。ベンチスタートだった酒井宏樹は「納得している。昨年はオーバーワーク気味だった。自分は日曜(リーグ戦)に向けて調整しなければいけない」と話した。

 酒井宏の代わりに右サイドバックで先発したサールは、本来はウイングの選手。「サールの攻撃は僕にとっていいお手本であり、逆に僕は守備の部分を教えてあげられたら。うまく切磋琢磨(せっさたくま)できていると思う。ライバル意識はない」と、チーム力の底上げに前向きな姿勢だった。