MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、アウェーでコルトレイクに1-4で敗れた。

 マイナス2度という極寒の中、ピッチコンディションがボコボコしており、森岡はグラウンダーのパスを出すことに苦戦したが、セットプレーは相手チームにとって脅威になった。前半34分には右CKを直接狙ったが、惜しくもポストを強襲した。0-3とリードされた後半29分には森岡の蹴ったCKが正確にDFモーレンの頭に合い、さらにゴールまで距離のないところからFWディルクスがヘッドでシュートを決めた。しかし、これまでのようなキラーパスがこの日はなく、同36分には自陣からのロングフィードを相手ペナルティーエリア内で受けたが相手DFにしっかり身体を入れられ、シュートまで持っていくことが出来なかった。

 森岡は敗戦に「切り替えるしか無いですね。正直、こういう結果になったのは気持ち的な部分だと思うので、この次の結果に影響しないように(したい)」とコメントした。

 W杯(ワールドカップ)の組み合わせ抽選に関しては「ポーランドは自分もプレーしてましたのでね。ベルギーと一緒で、ほとんど国内の選手がいないですけれど。でも、ポーランドの人からも連絡が来ました。関係ない国でもないので、ポーランドと日本は楽しみですよね。ポーランドは今、メンバーもいいですし。後はコロンビアは4年前のイメージがあったりとか、セネガルの選手も何人かチームにいるので」と期待を寄せたが、「(ポーランドは)フィジカルはヤバイですね」と警戒した。

 ワースランドベベレンは6勝3分け8敗の勝ち点21で暫定9位。