日本代表DF長友佑都(31)がインテルミラノからトルコ1部ガラタサライに移籍することが両クラブから発表された。これを受けて、1日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは「7年間、たくさんのほほ笑み。長友が去っていく」との見出しで、以下のように伝えた。 

 インテルでは210試合に出場し、クラブランキングで49位。2011年1月31日にチェゼーナからインテルへ移籍した長友はガラタサライの選手となった。昨日インスタグラムでチームに別れを告げた。

 長友は最近のインテルで最も議論の的となった選手の1人でもある。性格が明るく好感が持て、真面目に仕事をする。一方でピッチでは時に煩雑で不正確で、いいプレーを継続できなかったこともある。ポジティブな思い出とネガティブな思い出をインテルに残す。カッサーノやスナイダーとのふざけ合い、サン・シーロでのプロポーズ。ピッチでは消すことのできないミスも犯した(4月30日のナポリ戦)。反対に最高のプレーをしたこともある(今季ホームでのサンプドリア戦)。

 しかし、W杯で先発出場を確実にするため、試合で続けてプレーする必要に迫られてインテルを去ることになった。彼は練習場で居残って練習をし、自宅でもトレーニングは欠かさないこともよく知られていた。24時間プロ選手であることはそのまま残る。