独紙ビルトは4日、2日のケルン戦で2得点したドルトムントFWバチュアイについて以下のように報じた。

 オバメヤンの代わりとなるべき男がデビュー戦でいきなりの活躍で、ファンのハートをつかんだ。バチュアイは62分間でファンに愛される存在となった。

 バチュアイは「(ユニホームの)黒と黄色は僕のお気に入りの色だよ。ドルトムントには来るべくして来た」とコメント。だが、この関係も期間限定だ。チェルシーからレンタル移籍中のバチュアイは夏にまた戻らなければならない。

 ビルト紙日曜版の情報によると、チェルシー側は買い取りオプションをつける準備ができていたという。一方でチェルシーは再買い取り権のオプションも要求。ドルトムントは13年にゲッツェがバイエルン・ミュンヘンに移籍して以来、固定移籍金条項をつけての契約をしないようにしている。そのためバチュアイともそうした契約内容になっていない。

 レンタル期間を終えて戻った後にあらためて正式な移籍オファーを出す可能性はある。デンベレ、オバメヤンの移籍でドルトムントには十分なお金がある。とはいえ、このままバチュアイが活躍をし続けると値段はどんどん上がっていくことだろう。