故障離脱していたバイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーがボールに触ったと、30日の独紙ビルトが報じた。

 ノイアーは28日にグラウンドでの軽いジョギングを開始し、29日の午前練習で2回のランニングを行った。ほかの選手が練習に出てくると、みんな大きな声援を送っていた。ラフィーニャ、フランク・リベリー、ハビマルティネスは特に大きな声を送っていた。ノイアーは笑顔で手を振り返していた。

 この日はボールにも触った。ジョギング中に時々ボールをチーム練習の方に蹴り返し、2度ほど注意深くドリブルで数メートル運んでいた。

 またドイツ代表の試合で右足アキレスけん付近に打撲を負ったジェローム・ボアテングは29日にチーム練習に合流。75分間の練習を問題なく行った。31日のドルトムント戦ではニコラス・ズーレが出場することになりそうだ。ユップ・ハインケス監督はリスクをかけるつもりはない。

 負傷組ではコレンティン・トリソとチアゴの2人はそれぞれ代表戦で試合復帰を果たした。トリソはロシア戦で24分間プレー。チアゴはアルゼンチン戦でゴールも決めた。

 アリエン・ロッベンは背中の痛みで2種間離脱していたが、26日から完全復帰。「いい感触だよ。またすべてが普通になった。ここから本当に始まる。楽しみにしているよ。この調子を保てて、プレーできることを祈っている。ビックゲームが好きだし、過去にもドルトムント戦はいつでもビックゲームだった。普段以上のプレーが求められる」とクラブTVのインタビューに答えていた。