オランダ1部フローニンゲンは23日(日本時間24日)、G大阪から期限付き移籍中だったMF堂安律(19)が完全移籍したことを発表した。買い取りオプションを行使。2021年夏までの3年契約で、買い取り価格は約2億円。

 昨夏、フローニンゲンへ移籍した堂安はここまで8得点している。チームの中心として活躍。テクニカルマネージャーのロン・ヤンス氏はクラブの公式ホームページで「(堂安は)これだけ若い年齢で、全く違う文化でこんなに早く慣れている。成長もとても素晴らしい。彼はシーズンを通して成長したし、チームにとってどんどんと重要な選手になった。それはすごく褒めるべき」。「彼と将来の話をした時に、彼はフローニンゲンが(1年前に)彼を取る勇気があったのを感謝しているようだった。堂安はフローニンゲンで幸せで、満足しているとはっきり言った。そしてサポーターは彼を愛し、サポーターの気持ちが分かる。我々もそう感じている」とした。

 フローニンゲンは来季の1部残留が決定。インターネット上はでサポーターも「良くやった、フローニンゲン。この子はポテンシャルがあるし、若いし、これから良くなる一方でしょう」や「とってもいい知らせ。ヨーロッパの1年目でこれだけ見せてくれるのは素晴らしい。3年で買い取ってくれたのは最高です。これから期待できる」など堂安の完全移籍を喜ぶ声が上がっている。