宇佐美貴史(25)と原口元気(26)の首位デュッセルドルフはホームでキールに0-0で引き分けた。デュッセルドルフが勝ち、勝ち点2差の2位につけているニュルンベルクがザントハウゼンに引き分け以下ならば、リーグ優勝が決まる一戦だったが、ニュルンベルクが勝ったため、勝ち点で並び、得失点差で2位に順位を下げた。

 左MFで先発した原口は後半12分にペナルティーエリア内で果敢にシュートを放ち、相手DFの手に当たったが、主審にPKを取ってもらえない不運もあった。終了間際の同41分に交代でベンチへ下がった。この日26歳の誕生日を迎えた宇佐美は右MFで4試合連続の先発。前半13分には左に抜け出してシュートを放ち、後半8分には長い距離を走って味方のパスを引き出すなど、幅広いプレーを披露した。

 ともに無得点に終わり、ホーム最終戦で優勝を決められず、原口は「(ニュルンベルクと)勝ち点一緒でしょ? 勝てればね、一番良かったけど。もったいないですね。粘り強くやってたと思うんですけど」。宇佐美は「引き分けなので仕方ないです。なかなか主導権を握ってできなかったというのがあると思いますし」と肩を落とした。

 リーグ最終戦はアウェーで首位ニュルンベルクと直接対決。勝てば優勝が決まる状況に宇佐美は「中途半端に引き分けでもいいというよりも、わかりやすくて個人的にはいい。アウェーですし、さらに失うものは何もない」と意気込んだ。

 この試合は日本代表の西野朗新監督が視察した。2人のパフォーマンスについて西野監督は「ずっとスタートでやっているだけあって、チームにも信頼感を持たれているし、動きも(原口)元気は相変わらず活発ですし、貴史もディフェンスの意識が高くなっています」と評価した。