イタリア・サッカー連盟は9日、2018~19年シーズンにセリエAに昇格するパルマのFWカライオが八百長を試みたとしてクラブに科された開幕から勝ち点5を減点する処分を取り消すと発表した。代わりに罰金2万ユーロ(約256万円)が科される。カライオへの2年の出場停止は18年末までに短縮。罰金2万ユーロは3万ユーロに増額された。

 カライオは5月、2部リーグ最終戦の前に相手選手に激しく体をぶつけないように求めるテキストメッセージを送った。試合はパルマが2-0で勝って昇格を決めた。処分にクラブと選手が不服申し立てをしていた。