ユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(33)が12日、イタリア・トリノ郊外のビッラール・ペローザで行われた毎年恒例のユースチームとの練習試合に出場し、実戦デビューを果たした。

 ロナウドはワントップで先発し、前半8分に先制点を挙げた。MFベルナルデスキが中盤から大きく前方に浮き球のパスを送ると、ロナウドは足で巧みにトラップし、落ち着いてペナルティーエリア内から右足でシュートした。これが決まり、レアル・マドリードから移籍して最初のゴール。観客からは大きな拍手が送られた。

 それ以外にもロナウドはドウグラス・コスタやディバラとの連係プレーや、相手選手との1対1の場面で個人技を披露し、ロナウド見たさに集まった観客を魅了。前半に挙げた4点のうち、ロナウドは3点に絡んだ。

 ロナウドは前半だけで交代したが、チームは後半にも1点を加え5-0で大勝した。(波平千種通信員)