MF長谷部誠(34)が先発出場したフランクフルトは、ホッフェンハイムを2-1で下した。

長谷部は3バックの中央でフル出場し、190センチを超える相手FWとマッチアップ。後半19分にFWレビッチが2枚目の警告で退場になり数的不利になる中、何度も最後のところでボールをはね返した。

試合後は「とにかく体を当てて、少しでも自由にさせないっていうのを考えてやりましたし。GKもいいセーブをしてくれましたし。チーム全員でしっかり守れた」と振り返った。リーグ戦は3勝1分け3敗の7位で、各国代表戦による中断期間に入った。

勝利の瞬間、珍しくガッツポーズも飛びだした長谷部は「今日勝てたのはチームとして大きい。個人的にも7連戦のうち、最初のドルトムントの試合は出なかったですけど、6試合、短期間でこれだけ試合をしたのも何年かぶりかなってぐらいなんで。この年になってもこれだけやれるっていうのも個人としては嬉しかった」。長谷部が出場した欧州リーグ2試合を含む6連戦は4勝1分け1敗。2週間の代表ウィークに向けて「連休があるので。しっかり回復して、ちょっとした旅行でも行きながらリフレッシュしたい」と話した。