長友佑都が所属するガラタサライ(トルコ)のテリム監督に厳罰が下されると、4日のトルコ紙ミリエットが報じた。

2日のフェネルバフチェ戦は2-2の引き分けだったが、試合終了後に両軍の間で乱闘が起き、選手3人にレッドカードが出されていた。さらにトルコ・サッカー協会はピッチ上、ピッチ外の廊下から更衣室での映像を入手、調査して懲戒委員会で処分を決めるという。

同紙によると、テリム監督は試合終了後に主審に向かって「この試合、あなたたちがこんな状態にしたんです。いいか、今後はお前が残るか、私が残るかだ。お前のような審判がダービーの主審だなんて」と発言。審判を侮辱したとして、3~7試合のベンチ入り禁止となるという。同時にアシスタント・コーチのハサン・シャシ氏もピッチでの乱闘に参加したとして、5~10試合の処分を受ける見通し。

トルコ協会はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で詳細を検証し、さらに懲罰が増える可能性があるとしている。

長友は肺気胸と診断されて離脱中で、この試合には出ていなかった。

また、スポーツにおける暴力と傷害などの予防法により、サポーターもガラタサライ側20人、フェネルバフチェ側19人の計39人に違反があったとして、今後すべてのスポーツ観戦を禁止する処罰が与えられた。