DF吉田麻也が所属するサウサンプトンはアウェーでFW武藤嘉紀が所属するニューカッスルに1-3で敗れた。吉田はセンターバックでフル出場するも、相手FWペレスにハットトリックを許すなど、守りきれなかった。武藤はベンチ入りしたが3試合連続で出場機会はなかった。

吉田の主な一問一答は以下の通り。

-難しい試合だった

吉田 そうですね。入りが良くなかった。自分たちが、いつものようなアグレッシブさを欠いていたかなと思いますね。前半は特に。立ち上がり10分くらいで、これは難しいなあと。しのぎたいと思っていたんですけど、2点取られたらきつい。でも後半、よく盛り返して、次の1点が大事だというところで1点取り返して、僕自身も3、4つチャンスがあった。あそこで2-2になっている可能性もあったと思います。(この敗戦で)また難しい状況に追い込まれてしまったけど、またすぐに試合なので、やるしかないですね。

-残り試合、まだ(残留争いの)プレッシャーはある?

吉田 もちろん。今日でまた追い込まれたかなと。自分たちが安全圏に入りつつあって、隙があったのかもしれません。チームとして、その隙を埋めていくという作業は本当に難しくて、わかっていてもなかなかできない。それは代表でもクラブでも毎回痛感します。

-試合終了後、ピッチ上でハーゼンヒュットル監督と話し込んでいたが?

吉田 ポジティブな話でした。『前半は良くなかったが、後半は良くなった』、『よく盛り返した』というような話をしました。

-そんな風に声をかけられるのも信頼の証?

吉田 いや、そんなことはないでしょう。ここ(プレミア)では、それほど簡単に信頼は勝ち取れないと、僕はいつも思っています。(代えられる時は)サクッと代えられますし、なかなか難しいですよ。信頼はあっても絶対的な存在にならないと。

(山中忍通信員)