トルコ1部リーグのベシクタシュのオルマン会長は、5日のガラタサライ戦の先発メンバーを見てあきれていたと、7日付トルコ・ファナティック紙が報じた。

同会長は「香川、クアレスマ、アドリアーノ、彼らはなぜ、ベンチスタートなんだ。私は監督ではないから何もできないけれど…。こんないい選手がいるなら、まずは彼らを出すべきではないか。いまさら新たな発見を探す必要があるのか。新たにアメリカ大陸でも見つけるつもりか」と、ギュネシ監督の采配を批判していたという。

5日のガラタサライ-ベシクタシュは優勝を争う大一番で、ガラタサライのDF長友はフル出場し、ベシクタシュの香川は先発を外れ、後半30分からの出場だった。試合はガラタサライが2-0で勝利し、首位に浮上した。

ベシクタシュの恒例総会が12日に行われる予定となっており、同時に来季に向けて新監督の選出を早急に決断していくことになるとしている。現在、監督の第1候補として、ルーマニアのミルチュア・ルチェスクの名前が挙がっているという。

(オルムシュ由香通信員)