17日に行われた欧州CL1次リーグ第1節ドルトムント戦に16歳321日で出場し、同大会のクラブ最年少出場記録を塗り替えたバルセロナに所属する期待の新星FWアンス・ファティ(16)が20日、スペイン代表でプレーできることが決定した。スペイン紙マルカが同日、スペイン国籍取得が承認されたことを伝えている。

ファティには母国ギニアビサウおよび、ポルトガルでプレーするという選択肢もあったが、迷うことなくスペインを選んでいた。これによりU-17スペイン代表にメンバー入りし、来月ブラジルで開催されるU-17W杯への参加が濃厚となっている。

一方、バルセロナではこれまで3試合に出場して2得点1アシストを記録しているため、バルベルデ監督は大会期間の約1カ月間、貴重な戦力を失うことになる。

(高橋智行通信員)