バルセロナBでプレーしているMF安部裕葵(20)が、10日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)でトップチームの公式戦デビューを果たす可能性があると、8日付のスペイン紙アス電子版が伝えた。

バルセロナは欧州CL1次リーグ第5節終了時点で、首位での決勝トーナメント進出を決めている。同電子版では、最終節にアウェーで行われるインテルミラノ戦では、FWメッシ、FWスアレスら数人の主力を休ませるために招集しないだろうと伝えている。

トップチームの率いるバルベルデ監督は、Bチームから数人、イタリアへ連れて行くことを考えているという。安部を含めた3人の名前が挙げられ、出場するチャンスが与えられる可能性があると報じた。

安部は今季Bチームで13試合に出場している。11月17日のコルネリャ戦で移籍後初得点を記録。23日に行われたエスポルティウ戦でもゴールを決めて2試合連続得点と、結果を出し始めている。また、親善試合だが11月13日に、カルタヘナ(ムルシア)に後半30分から出場。バルベルデ監督の指示を受けてからピッチに立ち、日本人初のトップチームデビューを果たしている。