セリエAのユベントスに在籍するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)の実姉エルマ・アベイロさんが自身のSNSを通じてマウリツィオ・サッリ監督(61)やチームの選手を手厳しく批判したと19日、英紙ミラーが報じた。

17日のイタリア杯決勝でユベントスがナポリに敗れた後、自身のインスタグラムを更新。無観客のスタジアムで2位メダルを悲しそうな表情でながめる弟の写真を投稿し「これ以上、何ができますか? あなたはできる限りのことをした。自分だけで奇跡は起こせない。チームが彼を生かす方法を理解していない」などとつづった。

イタリア国内ではロナウドのパフォーマンス内容について批判的で、イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトでは「ピッチで最悪のプレーヤー」との低評価だった。また試合後、ユベントスのサッリ監督は「ロナウドはディバラやコスタら他FW陣と同じ。鋭さを欠いていた」と指摘していた。

エルマ・アベイロさんはこの批判的な発言で、最愛の弟を最大限に擁護したかったようだ。過去には2年前の18年、ロナウドが3年連続のバロンドール受賞を逃した際にも「この世界は腐っている」などと過激なコメントを出していた。