バルセロナは19日、ロナルド・クーマン(58)氏と監督就任で合意に達したことを、公式サイトで発表した。

契約期間は22年6月30日までの2年間。欧州CL敗退後、キケ・セティエン前監督を解任していた。

クーマン氏は現役時代の89年~95年にバルセロナに所属し、公式戦345試合に出場、102得点を記録し、合計12タイトルを獲得している。

バルセロナが92-93年シーズンの欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)で初優勝した際、サンプドリア(イタリア)との決勝でFKから決勝点を記録。以来、クラブのレジェンドの1人になっており、いつの日かバルセロナで指揮を執るという夢を持っていた。

指導者としては98-99年シーズンにルイス・ファンハール指揮下のバルセロナでアシスタントコーチを務めた他ほかフィテッセ、アヤックス、ベンフィカ、PSVアイントホーフェン、バレンシア、AZ、フェイエノールト、サウサンプトン、エバートン、オランダ代表の監督を務めていた。

(高橋智行通信員)