日本代表MF久保建英(19)が期限付き移籍で入団したヘタフェは10日、スペインリーグ第18節でエルチェとアウェーで対戦する。

チームは9日、この一戦に向けた最後の練習を実施する予定だったが、降雪で中止になったことをスペイン紙アス電子版が同日に報じた。

同紙は「最近補強された選手のひとりである久保は今日、新しいチームメイトと初練習を行う予定だったが、別の機会を待たなければならないだろう」と、久保のヘタフェでの初練習参加が持ち越しになったことを伝えた。

また、エルチェへの移動に関して、ヘタフェは試合当日の午前中に移動する予定だが、現時点で確実な輸送手段がないとのこと。降雪によりマドリード周辺の道路が通行止めとなっており、長距離列車は運休で、空港も閉鎖されている。しかし現在、新たな情報を待っている段階のため、クラブは移動手段をキャンセルしていないとのことだ。

試合延期も検討されているが、キックオフ時間が9日の18時30分(現地時間)とまだ時間があるため、現時点では開催される予定になっている。

マドリードが降雪に苦しめられている一方、エルチェの試合時間の天気予報は曇り、降雪確率0%、降水確率10%となっているため、ヘタフェが無事に到着できれば問題なく試合を行えるとアス紙は伝えている。(高橋智行通信員)