ヘタフェは6日、スペインリーグ第26節でバリャドリードとアウェーで対戦する。日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙マルカはスタメン入りの可能性があることを伝えている。

ヘタフェは前節バレンシア戦でリーグ戦7試合ぶりの勝利を挙げ、連敗を4でストップし、悪い流れを断ち切ることに成功した。その素晴らしい流れの中、バリャドリード戦ではチーム最多の出場時間を誇る大黒柱ククレジャが今季初の出場停止で欠場を余儀なくされている。

そのため同紙は、ククレジャの代わりを務める選手として、クチョ・エルナンデスを先発予想メンバーに入れている。しかし、「アレニャ、クチョもしくは久保がマティアス・オリベラの前に位置する左サイドハーフでプレーする可能性がある」と伝えており、ボルダラス監督に久保を5試合ぶりに先発起用する選択肢があるともみている。

バリャドリード戦の先発予想メンバーは次の通り。 GK=ダビド・ソリア、DF=ダミアン・スアレス、ジェネ、カバコ、マティアス・オリベラ、MF=ニョム、マクシモビッチ、アランバリ、クチョ・エルナンデス、FW=マタ、エネス・ウナル

ヘタフェの今季ここまでのリーグ戦成績は、25試合7勝6分け12敗の勝ち点27で暫定14位。対するバリャドリードは25試合4勝10分け11敗の勝ち点で22で降格圏内の1歩手前の暫定17位。前半戦の対戦でヘタフェに勝利した後、リーグ戦で8試合未勝利が続いている。

(高橋智行通信員)