レアル・マドリードは7日、スペインリーグ第26節でアトレチコ・マドリードとアウェーで対戦する。首位チーム相手の重要な一戦を翌日に控えた6日、ジネディーヌ・ジダン監督が記者会見に出席。マドリードダービーが特別な試合かを問われ、Rマドリード指揮官は次のように答えている。

「マドリードダービーは常に特別な試合だ。我々はマドリードダービーが特別な試合であることを分かっているし、サポーターもそのことを知っている。我々は1週間とても良く、準備がしっかりとできている」

「明日は決勝戦だが、それは他のすべての試合も同じだ。我々は常に勝利しなければいけない。しかし何が起ころうとも、我々はリーグ戦で生き続けるつもりだ。我々は良いゲームをすることに集中している」

 

故障でここ3試合欠場しているチーム得点王のベンゼマについては「メンバー入りする予定だ。我々はカリム(ベンゼマ)がどんな選手かを分かっている。それは得点面だけではない。彼は我々のプレーシステムの中、特にボールをキープした時に重要な選手だ」と復帰を明らかにした。

ビニシウスとアセンシオが決定力不足かについては「皆が意見できるし、我々はもっと多くのゴールを決めることを望んでいる。でも重要なのはチャンスをつくることであり、我々はそれをつくっている。すべての選手が改善することを望んでいる。私は(現役時代)ゴールをあまり決めることができなかったので、私の目標はもっと多くのゴールを決めることだった。彼らは特に得点面を改善できるクオリティーの高さを備えた選手たちだ」と擁護した。

 

Rマドリードがマドリードダービーでより勝利に近いかについては「いや、まったくだ。マドリードダービーで有利なチームなど存在しない。プレーするのが楽しみな試合であるし、我々は勝利を目指すつもりだ。ファンが明日見たいのはサッカーの素晴らしい試合だよ」と否定している。

Rマドリードは現在、勝ち点53で3位。消化試合が1試合少ない首位Aマドリードとの勝ち点差は5のため、2季連続のリーグ優勝に向けて絶対に負けられない一戦となる。

(高橋智行通信員)