レアル・マドリードは7日、アウェーでアトレチコ・マドリードとの「マドリード・ダービー」を戦った。敗戦濃厚の中、後半43分にカリム・ベンゼマ(33)が同点ゴールを決め1-1で引き分けた。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が試合を振り返った。

前半終了間際、AマドリードDFフェリペの手にボールが当たったかに見えたが、最終的にPKの笛が吹かれなかったシーンについて「いつも通り私は言及するつもりはない。我々は審判の仕事が難しいことを分かっているし、彼らの決定を尊重する必要がある」と見解を述べた。

試合全体については「前半は彼らのもの、後半は我々のものだった。最終的に最も重要かつ良いことは我々がやったように後半を戦うことだ」とコメント。

リーグ優勝の可能性は「我々の目標は戦い続けることだ。リーグ戦はまだ先が長く、多くの勝ち点が残されていることを分かっているので最後まで戦い続けるつもりだ。常に物事を変えられる可能性があるし、自分たちを改善できることを分かっている」と全く諦めていないことを強調した。

途中出場だったバルベルデとビニシウスがレギュラーになれるかについては「全員が試合に出場するに値しているし、私は選手全員を誇りに感じている。我々は皆が同じ船に乗っており、最後まで戦い抜くつもりだ」と返答した。

マドリードダービーを戦い終えた後、Rマドリードのリーグ戦成績は26試合16勝6分け4敗の勝ち点54で3位。消化試合が1試合少ないAマドリードが勝ち点59で首位、バルセロナが勝ち点56で2位となっている。(高橋智行通信員)