昨季大会決勝カードの再戦となった準々決勝の第1戦は、パリ・サンジェルマン(フランス)が敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を3-2で下した。

雪の舞う中でキックオフ。いきなり前半3分にパリ・サンジェルマンがエムバペのゴールで先制した。ネイマールがドリブルでゴール前に迫り、相手を引きつけたところで右にパス、これを受けたエムバペが右足で決めた。

同28分にはマルキーニョスが加点。後方からのネイマールのパスに反応して抜け出し、GKと1対1からゴール右に蹴り込んだ。

バイエルン・ミュンヘンは同37分に、故障離脱したレバンドフスキに代わって先発出場したシュポモティングが1点を返す。パバールのクロスから頭でゴール左へたたき込んだ。

さらに後半15分、キミヒのFKにミュラーが頭で合わせて同点弾とした。

だが、同23分、パリ・サンジェルマンがエムバペの相手DFの股間を抜くシュートで勝ち越しゴール。エムバペは今大会8試合出場で8点目とした。

バイエルン・ミュンヘンはボール支配率で上回り、シュート数でも圧倒しながら、相手GKナバスの好守もあって思うように得点できなかった。パリ・サンジェルマンは少ない好機の中で効果的に得点を挙げた。

第2戦は13日に行われる。