昨年10月にパリ・サンジェルマンからマンチェスター・ユナイテッドに加わったウルグアイ代表FWエディンソン・カバニ(34)が今年6月30日で切れる現契約を1年延長し、22年6月までとした。クラブが発表した。

カバニに対してはアルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズからオファーがあり、同FWも欧州を離れて南米に戻ることを検討。だがマンU移籍後、リーグ戦23試合で9ゴールを挙げ、グリーンウッドら若手のお手本としてもクラブに欠かせない存在となったカバニに対し、スールシャール監督が残留を熱望。同監督の気持ちが届いた形となった。

カバニは「シーズンを通じてクラブへの愛着がわき、チームメートや裏方のスタッフとも深いつながりを感じた。彼らは毎日、私にさらなるモチベーションを与えてくれるし、我々は力を合わせれば特別なことを成し遂げることができる。ここに来た初日からスールシャール監督は信頼してくれたし、サポーターの『クラブに残ってほしい』という気持ちにも心を打たれた」などとクラブ残留を決めた経緯を説明した。