今季まで約5年間監督を務めたホセ・ボルダラスと26日に契約解除で合意に達したばかりのヘタフェが27日、後任としてミチェル氏(58)が新監督に就任したことをクラブの公式サイトで正式発表した。契約期間は2年となっている。

選手としてレアル・マドリードのレジェンドのひとりであるミチェル氏は監督としてこれまで、ラリョ・バリェカノ、カスティージャ(RマドリードのBチーム)、ヘタフェ、セビリア、オリンピアコス、マルセイユ、マラガ、メキシコのプーマスで指揮を執ってきた。そしてプーマスを昨年7月に家族の問題による個人的理由で退団した後は無所属になっていた。

ヘタフェでは2009年から2011年の間に監督を務め、公式戦101試合を指揮した。そして2009-10シーズンにスペインリーグでクラブ史上2番目に順位が上の6位となって欧州リーグの出場権を獲得し、スペイン国王杯では準決勝に進出するという成功を収めている。

(高橋智行通信員)