ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督(47)は5月31日、同29日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝・チェルシー戦で鼻骨と左眼窩(がんか)を骨折したMFケビン・デブルイネ(29)が手術を必要とせず、来週代表チームに合流できる見通しだと明かした。

記者会見に臨んだマルティネス監督は「ケビンはCLでプレーしたから1週間後の合流となる。我々は注意深く、彼のことを見ていて、数日の間にさらに詳しい状況も分かるだろう。ただケビンと話をしたら、とても前向きだった」「幸運だったのは、彼が顔面2カ所を骨折しながら、手術が必要なかったこと。もしオペを受けていたら、欧州選手権には出られなかっただろう」などと説明した。

同監督はデブルイネが今夏の欧州選手権でプレー可能だとしたが、12日のロシアとの初戦に出場できるかは分からないと話した。