E組では過去3度の優勝を誇るスペインが終始押し込みながら、スウェーデンと0-0の引き分けどまりだった。

D組ではチェコがエースFWパトリック・シック(25=レーバークーゼン)の2得点で2-0とスコットランドを下した。スロバキアはDFシュクリニアルが攻守に活躍し、ポーランドに2-1と競り勝った。

   ◇   ◇   ◇

スペインはボール支配率75%、シュート17本を浴びせながら、相手GKの好守もあってゴールを割れなかった。ルイスエンリケ監督は「こんな引き分けは気分が悪い。勝つべき試合だった」と悔しそう。何度もシュートを阻まれたオルモは「得点しなければ勝てないことを受け入れないと。働き続けるしかない」と、次戦へと切り替える。また、この試合にフル出場したペドリは18歳6カ月18日で同代表史上最年少で欧州選手権デビューを果たした。