サッカーJ1サガン鳥栖は8日、東京五輪代表FW林大地(24)のベルギー1部リーグ、シントトロイデンへの移籍を発表した。クラブ間で基本合意し、公式ホームページでもファンに報告した。クラブは9日のJ1リーグ戦、FC東京戦後に林のセレモニーを予定しているとも伝えた。

林は大体大在学中の19年に特別指定選手として鳥栖に加入し、J1通算52試合に出場し14得点。U-24日本代表で臨んだ東京五輪は、選手枠拡大により、バックアップメンバーから特例での選出を果たし、5試合でワントップとして先発していた。

林はこの日、クラブを通じてコメントを発表。内容は以下の通り。

◇ ◇ ◇

「このたび、ベルギーリーグのシントトロイデンへ移籍することになりました。シーズン途中にもかかわらず、自分の思いを尊重し、背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません。このクラブでプロのキャリアをスタートし、日々多くのことを学び、監督、選手をはじめ、かけがえのない仲間たちとともに戦えたこと、たくさんのファン、サポーターの皆さまに温かく見守り、時には厳しく応援頂き、本当にプロサッカー選手として刺激のある毎日を過ごすことが出来ました。2年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました! 海外初挑戦となるので、厳しい戦いが待っていると思いますが、オリンピックの悔しさもバネにして自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります! 引き続き応援よろしくお願いします!」