ドイツ史上最高のストライカーとして「爆撃機(ボンバー)」と呼ばれた元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏が15日、死去した。75歳。かつて所属したBミュンヘンが発表した。

同氏はBミュンヘンでの公式戦607試合で566ゴールをマーク。ブンデスリーガでは7度得点王に輝き、リーグ通算365点はいまだに史上最多得点記録として破られていない。西ドイツ代表としても68試合で62ゴールを挙げた。

Bミュンヘンのオリバー・カーンCEOは「ゲルト・ミュラー氏が亡くなり、我々全員が悲しみに暮れています。彼はバイエルンの歴史の中で最高のレジェンドの1人で、その功績は今日においても比類なきものです。永遠にBミュンヘンとドイツサッカー界の歴史の一部として残るでしょう。ゲルトはいつまでも我々の心の中にいます」などとコメントした。