【ビルバオ(スペイン)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカは敵地でビルバオと対戦し、0-2で今季初黒星を喫した。

この日までに開幕から3戦で2勝1分けと好スタートを切ったマジョルカ。久保はこの日もトップ下で先発入りした。一方のビルバオも3戦でわずか1失点と、東京五輪にも参加したスペイン代表GKウナイ・シモンらを中心に堅守を誇る。前半はビルバオのペースで進み、マジョルカは耐えしのぐ。久保もゴールに背を向けてボールを受ける場面がほとんどで、力を出させてもらえない。

後半開始すぐには左サイドでパスを受けると、ドリブルで1対1を仕掛ける。DFとの球際の勝負に勝ってペナルティーエリア内に丁寧なパスを送るも、味方がチャンスを生かせなかった。

後半23分にセットプレーから失点したマジョルカ。続く29分にも追加点を許すと、久保は33分に途中交代。スコアは最後まで動かなかった。