アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督(51)が今夏、アルゼンチン代表FWメッシの獲得を希望していたことを明かした。

バルセロナでメッシと一緒にプレーしていた自軍のウルグアイ代表FWスアレスに電話をかけ、メッシ獲得が可能かどうかアドバイスを求めたという。

シメオネ監督はアルゼンチン紙オレのインタビューで「詳細を話すよ。我々はバルセロナで起こったことでルイス(スアレス)に電話した。レオ本人には敬意を払い連絡しなかった。ルイスにレオの状況がどうなっているのか、アトレチコに来る意思があるか、そして加入の可能性が少しでもあるのかを尋ねたんだ。我々はレオがアトレチコに来る可能性を考えていたからね」と説明した。

しかしその後、パリ・サンジェルマンがメッシとの契約に本腰を入れていることが分かったため、Aマドリードがメッシを獲得する可能性は消滅。シメオネ監督は「(メッシ獲得の可能性は)3時間くらいしか続かなかったんじゃないかな。空を飛んでいる飛行機を見て『あっ、行っちゃった』って言う感じだった」と笑って話したという。(高橋智行通信員)