ウェストハムが、レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)について移籍金2100万ポンド(約32億4000万円)のオファーを出したが却下されたと10日付英紙サン電子版が報じた。

ウェストハムのデービッド・モイーズ監督は、元チェルシーのアザールをプレミアリーグに復帰させたいと考えている。しかしRマドリードのペレス会長は、ウェストハムの入札価格を不満に感じたという。

スペインでの報道によると、2年間の在籍でわずか55試合の出場にとどまっているアザールをペレス会長は放出したがっている。しかし4300万ポンド(66億3000万円)以下の移籍金を受け付けるつもりはないという。

今冬の移籍市場はまだ開いておらず、両クラブが話し合いをする時間は十分に残されている。またアザールは、ニューカッスルとエバートンからも興味を持たれている。

同FWの家族はチェルシー時代、ロンドンでの生活を気に入っていたもようで、ウェストハムなどロンドンのクラブへの移籍を歓迎する可能性は高いという。(A・アウグスティニャク通信員)