ギリシャ1部PAOKとの契約を解除し、フリーとなっていた元日本代表MF香川真司(32)がベルギー1部シントトロイデンに加入することが確実となった。

古巣C大阪からも復帰要請を受けていたが、あくまで欧州でのプレーにこだわる意向だという。

香川はC大阪から10年にドルトムント入り。49試合で21ゴールを挙げる活躍で、10-11年、11-12年と2度のブンデスリーガ制覇に貢献。マンチェスター・ユナイテッド移籍後の13年3月ノリッジ戦ではアジア人として初めてハットトリックも達成した。

その後、14年夏にドルトムントに復帰。トルコ1部ベシクタシュ、スペイン2部サラゴサを経て昨年1月、PAOKに加入した。今季は出番に恵まれず、出場機会を求めて退団を決めた。欧州メディアの間ではシントトロイデンの他、トルコ1部アンタルヤスポルの名前も移籍先候補として挙がっていた。

香川は日本代表としては14年ブラジル大会、18年ロシア大会と2度のW杯に出場。国際Aマッチ97試合で31ゴールをマークしている。