新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示していたサッカーのフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)は、検査で陰性と診断された。5日夕にフランスへ戻り、6日にパリで練習に復帰する。6日付のフランス紙「レキップ」が報じた。

同紙によると、メッシは、昨年12月26日の検査で陽性と診断され、感染が疑われる症状もあったという。だが今回の陰性結果を受けて、パリへ戻り「個別で練習する予定のようだ」とした。

クラブ側の想定では、7日か8日に全体練習へ復帰し、9日リヨンでの試合ではメンバー入りが視野にあるという。ただし、同紙は「彼が100%の状態に戻るには、少し時間を要するだろう」とも予想している。

また、同チームのブラジル代表FWネイマール(29)は、左足首のけがの治療中で、フランス代表DFレイビン・クルザワ(29)は5日の新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示しているようだ、とも伝えている。(松本愛香通信員)