「オールドファーム・ダービー」となったスコットランドFA杯準決勝が行われ、セルティックが延長戦の末に1-2で宿敵レンジャーズに逆転負け。2年ぶり最多41度目の優勝はならなかった。

セルティックは前田大然(24)と旗手怜央(24)がスタメン、古橋亨梧(27)、井手口陽介(25)がベンチスタートだった。

セルティックは後半19分にテイラーのゴールで先制。しかしその後はインテンシティー(強度)の高いレンジャーズのプレーにてこずり、自慢のパスサッカーが機能せず。後半途中からは防戦一方だった。

同33分に同点ゴールを奪われると、1-1のまま延長戦に突入。すると延長後半9分に相手左クロスをスターフェルトがオウンゴールし、決勝点を献上した。

後半14分から途中出場した古橋にもなかなか良いパスが通らず、見せ場を作ることはできなかった。前田は後半45分に交代。旗手は延長後半4分にピッチを退いた。出場した日本人は全員無得点だった。

レンジャーズは5月21日の決勝戦でハーツと対戦する。