首位セルティックが2季ぶり52度目の優勝を飾った。

ダンディー・ユナイテッドに勝つことはできなかったが、ギアクマキスがゴールを挙げて1-1で引き分け、優勝を決めた。この日でリーグ戦は31戦無敗となった。

先発の旗手怜央(24)は後半18分までプレー。前田大然(24)は後半25分から、古橋亨梧(27)は終了間際から出場した。

セルティックは昨夏までJ1横浜マリノスを率いたポステコグルー監督のもと再生。今季加入した古橋がリーグ戦10ゴール(公式戦18ゴール)と大活躍でチームをけん引した。この日、後半ロスタイムから出場したのは、優勝の瞬間をピッチで迎えさせたいという同監督の親心だった。

指揮官は「すごいシーズンだった。最初は出遅れて、最後に頂点に立つことができた。特別なシーズンだ。挑戦し続けてくれた選手、スタッフを本当に誇りに思う」

「みんながお互いを信じていた。自分たちのプレーをしようと決めて、それを見失うことはなかった」

「サポーターは信じられないくらい素晴らしかった。昨季はつらいシーズンだったと思う。チームが勝てなかっただけでなく、(コロナで)応援できなかったから。(ファンが)スタジアムに戻り、我々をサポートしてくれた。シーズン初日から彼らは素晴らしかった」などと話した。