アルゼンチンの主将、FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)がチームの全5点をマークする大活躍で勝利に貢献した。

メッシはバルセロナ時代の12年3月7日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)レーバークーゼン戦で5点を決めたことがある(試合は7-1で勝利)。だが代表ではこれが初めて。これまでは1試合3点が最多だった。

メッシは前半8分に先制PKを決めると、同45分には右サイドからボックス内に進入し、ゴメスのパスを受けて左足で2点目をマークした。

後半は、2分にモリーナの右クロスに左足を合わせて得点。同26分にはドリブルからの切り返しでDFのマークを外し、右足でゴール。さらに同31分には味方シュートの跳ね返りを左足でゴールに流し込んだ。

昨年の南米選手権覇者アルゼンチンは1日、昨年の欧州選手権で優勝したイタリアと「フィナリッシマ(イタリア語で優勝決定戦の意)2022」で激突。ロンドン・ウェンブリー競技場での一戦に3-0と勝利した。

そして、すぐにスペインに飛び、エストニアと対戦。メッシは疲れも見せずに5ゴールと大暴れした。試合後、自身のインスタグラムに「遠くまで応援に来てくれたみんな、ありがとう」などと感謝の言葉をつづった。