レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が4日付地元紙エル・ディアリオ・バスコ紙のインタビューに登場。

6日にアウェーで行われる欧州リーグ・1次リーグ第3節シェリフ(モルドバ)戦について言及した。

Rソシエダードは同大会1次リーグE組で開幕2連勝。2位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点3差をつけて首位に立っている。

久保は2日の国内リーグジローナ戦で1得点1アシストをマーク。「最高の形でシェリフ戦に臨めるのでは?」という質問に「どんな状態か分からないアウェーのピッチで勝つのは非常に難しい。でも僕たちはE組首位争いに向け、敵地マンチェスター・ユナイテッド戦で得た勝ち点3を生かす必要がある。そのためにはシェリフにも勝つことが重要だ」と意気込んだ。

マンチェスターUとは1次リーグ最終戦で今度はホームで対戦する。久保はシェリフ戦やその後の試合に勝利することで「E組首位をかけて戦う可能性のあるマンチェスターUとのホームでの試合にアドバンテージを持って臨むことができる」と説明した。

シェリフは昨季欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグでレアル・マドリードをサンティアゴ・ベルナベウで破る大金星を挙げたチーム。久保は「たとえ何人かの選手が入れ替わったとしても、1年前にレアル・マドリードのようなビッグクラブに勝っているのだから間違いなくとてもいいチーム。彼らにとってスペインリーグのチームと対戦することは重要なことだし、マンチェスターU戦でもモチベーションは非常に高かった」と警戒。その上で「簡単な試合でないことを意識する必要はあるが、僕たちがいいパフォーマンスを発揮できれば、勝利に近づける」と話した。(高橋智行通信員)