FIFAワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)が、所属クラブと最低でも1年の契約延長することに大筋で合意したと、22日付フランス紙レキップが報じた。
メッシは現在アルゼンチンに滞在。同紙によると、口頭でのやりとり、経緯を明かし「パリサンジェルマンのアルケライフィ会長が、カタールでメッシの父親、ジョルジュ・メッシに面会した際に12月初頭にさかのぼる」とした。
同時に「数カ月前からパリの幹部らは、元バルセロナの選手の契約を延長するという考えを有効と認めていた」とも伝えた。
メッシは、自身とクラブが合意した場合「1年延長」のオプション付きで来年6月まで契約済み。パリの幹部らは、カタールW杯前にメッシの契約延長を希望していたが、メッシ側は大会に集中したいとの理由で、停滞していた。
同紙は「クラブの関係者によると、話し合いは2023年初頭に予定されており、ガゼッタ・デロ・スポルトによると、アルケライフィ会長は非常にポジティブな態度を示していた。『年明け前に何も決定されることはないが、我々もレオ(メッシ)も非常にハッピーである。』と話していた」とし、年内の正式決定はないという。
ただ、地元ラジオ番組でも、同氏は契約延長への手応えを口にしており、新たな契約の期間や、金銭面などの条件については今後、交渉で詰めるとみられる。
メッシの家族はパリ西部に定住し、同紙は「たとえクラブが複雑な経済状況(21-22年シーズン3億7000万ユーロの赤字)に直面しなければならないとしても、この取引を締めくくるのに最も困難なことではないと、想像され得る。なぜならクラブは、肖像権やマーケティングのみならず、スポーツ面でも、彼の入団で数多くの利益を引き出したからだ」と分析している。(松本愛香通信員)

