シュツットガルトのDF伊藤洋輝(24)はホームのウニオン・ベルリン戦にフル出場した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位につけるチームは2-0で勝った。リーグ戦7戦無敗(6勝1分け)で勝ち点を53に伸ばし、2位バイエルン・ミュンヘンに1差と迫った。

前半19分、MFカラゾルのスルーパスからFWギラシが右足で今季21点目を決めて先制。後半20分にもMFヒューリッヒが左サイドから右足で見事なシュートを決めて突き放した。セバスティアン・ヘーネス監督は「成熟したパフォーマンスだった」と評価した。

試合前にはヘーネス監督の26-27年シーズンまでの契約延長が発表された。41歳の指揮官はトゥヘル監督が今季限りで退任するバイエルン・ミュンヘンの次期監督候補に挙がっていたが「シュツットガルトを良い道へ導くことができた。これからの目標は継続して上位を争うこと」と語った。