レッチェのロベルト・ダベルサ監督が、試合後に、ベローナのFWアンリに頭突きをしたようだ。残留争いをしている両チームの対戦で、アンリは試合終了の笛の後、レッチェDFポングラチッチと口論になっていた。同監督は「次の週末にビッグマッチ(サレルニターナ戦)がある。だから、選手たちを相手選手から引き離そうとした」と説明。ダベルサ監督とアンリは試合後にもかかわらずレッドカードを受けた。

映像では頭突きをしたように見えたが、自身のSNSで頭突きを否定し「私が間違っていたが、殴るほどではなかった。アンリ、レッチェ、ベローナ、イタリアのファン、審判、2つのクラブ、経営陣、スタッフ、そしてチームに改めて謝罪します」とつづった。

レッチェは直近5試合で勝ち点はわずかに1。今回の件で同監督が退任する可能性もある。レッチェは公式サイトで「監督の行為は、スポーツの原則と価値観に反するものであり、断固として否定する」と声明を発表。一方のアンリはSNSで「頭突きに口頭で反応しただけなのに」と述べている。