イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督(65)が18日、代表合宿中にゲーム三昧の一部選手を一喝した。イタリア代表はベネズエラ戦(日本時間22日)、エクアドル戦(同25日)に向け合宿がスタートした。

会見初日の最後、同監督は自ら切り出した。「これは正しいのか? プレイステーションのことをどう思う?」と、報道陣に問いかけた。直後に「ビデオゲームのテレビ番組に引退した選手が出演することがある。でもプロ選手がイタリアのユニホームを着たまま寝ずに夜明けまでゲームをして、翌日の練習に最善の技量を見せないのはおかしいだろう」と怒りのコメントを発した。

さらに「ピッチ上で選手が見せる2時間のパフォーマンスが最も大事だが、それ以外の22時間も重要だ。リラックスルームを作るのは選手間の交流もあるし、大事だとは思うが、夜12時半が過ぎると、それぞれ部屋に戻って休むべきだろう。(昨年11月の欧州選手権予選)ウクライナ戦前に一部選手が朝までゲームをした。これは良くないことだ」と締めた。