レアル・マドリードが19日、ベルギー代表GKクルトワ(31)が新たに右膝を負傷したことを発表した。

クルトワは今季の開幕戦を2日後に控えた昨年8月10日、練習中に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負った。全治8~9カ月と伝えられた中、長きに渡りリハビリを継続。アンチェロッティ監督が先日、今月31日にホームで行われるスペインリーグ第30節ビルバオ戦での復帰を示唆したように、完全回復が間近に迫っていた。

しかし最後の調整を続ける中、19日の練習で7カ月前と反対の右膝を負傷。その後の検査で右膝内側半月板損傷と診断された。

クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙アスは全治6~7週間と報道。この後、手術するかどうかの決断を下さなければならないものの、今季絶望は確実だと伝えている。(高橋智行通信員)