プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドが、次期監督としてイングランド代表監督のサウスゲート氏(53)を第一候補に挙げていると、英国の複数のメディアが20日(日本時間)報じた。

テンハグ監督(54)との契約は、来季終了時の25年6月まで残っているが、英紙サンは「今の監督を更迭してサウスゲート監督を選任させようと計画している」と伝えた。

マンUは、今季6位で低迷しており、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ出場が危うい状況だ。監督は昨年末から、成績不振や統率力不足から、早期退任がうわさされていた。

サンは「サウスゲート監督はイングランド協会と12月に契約が切れる。違約金80万ポンド(約1億5400万円)で解決できる」と具体的な金額まで報じた。

さらにデーリーメール紙は「ほとんどのマンU選手は今シーズン終了後、テンハグ監督がいなくなると思っている」。ミラー紙は「テンハグ監督に赤信号がともった」など、マンUは来シーズン、新体制で臨む可能性は高いようだ。