アルゼンチン代表は米国での国際親善試合でエルサルバドルと対戦し、3-0で快勝した。FWメッシ(インテル・マイアミ)がけがで不在の中、今夏の南米選手権を最後に代表から退くことを表明している36歳のFWディマリア(ベンフィカ)がゲームキャプテンとして攻撃をけん引。今年初戦を白星で飾った。

前半16分、ディマリアの左CKをDFロメロ(トットナム)が高い打点のヘッドで合わせて先制すると、同42分にもディマリアの縦パスを起点に攻め、最後はMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)がこぼれ球を蹴り込んで加点した。後半7分にはFWラウタロ・マルティネス(インテル・ミラノ)のパスをMFロチェルソ(トットナム)が左足アウトサイドで巧みに流し込んで3点目を奪った。

アルゼンチンが国際Aマッチを戦うのは、敵地でブラジルに1-0で競り勝った昨年11月のFIFAワールドカップ(W杯)南米予選以来4カ月ぶり。3点目をアシストしたラウタロ・マルティネスは「代表でプレーしないまま何カ月もたったが、こうして集まるのは大切。相手は深い位置でプレーし、スペースはほとんどなかったが、勝つことができてよかった」と話した。

次戦は26日にロサンゼルスでコスタリカ代表と対戦する。