イングランドはホームでブラジルに0-1で敗れた。後半35分にブラジルの17歳FWエンドリッキ(パルメイラス)に決勝点を許し、ウェンブリー競技場では21試合ぶりの黒星を喫した。

前半20分にゲームキャプテンを務めたDFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティー)が負傷交代。GKピックフォード(エバートン)の好セーブは光ったが、守備の要を失い、最終ラインは安定感を欠いた。英BBC(電子版)は「守備陣、特にハリー・マグワイアは脆弱(ぜいじゃく)に見えた」と、ウォーカーに代わってキャプテンマークを巻いたマンチェスター・ユナイテッドのDFを批判した。

サウスゲート監督は試合後、ウォーカーの状態について「ただの張りなのか、深刻なのか分からない」と話し、欠場したFWケーン(バイエルン・ミュンヘン)の負傷離脱を発表した。次戦は26日にベルギー代表と対戦する。