レアル・ソシエダードが27日、スペイン人MFブライス・メンデスが右足第5中足骨を骨折したことを発表した。

国際Aマッチ期間で代表選手が多数不在の中、メンデスはサン・セバスティアンでチーム練習を継続していたが、27日の午前中に行われたトレーニング中に右足を負傷。その後の検査で右足第5中足骨骨折と診断され、同日中に手術を受ける予定になっている。

クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙マルカによると、かつてメッシ(現インテル・マイアミ)や現役時代のシャビ・アロンソ(現レーバークーゼン監督)が同箇所を負傷した時同様に、通常は回復に約2カ月間を要するため、今季絶望の可能性があるという。

メンデスは絶対的なレギュラーの1人。そのためシーズンの残り9試合に向け、アルグアシル監督にとって頭の痛い問題となる。

今季ここまでスペインリーグで27試合(先発23試合)に出場し、4得点5アシストを記録。チームで最もアシストの多い選手になっている。(高橋智行通信員)