リバプール(イングランド)が、元スペイン代表MFで現在レーバークーゼンで指揮を執るシャビ・アロンソ監督(42)の次期監督就任を断念し、ターゲットを変更する可能性が出てきた。

BBCやスカイスポーツによると、今季限りでの退任が決まっているユルゲン・クロップ監督(56)の後任として最有力と見られていたシャビ・アロンソ監督は、レーバークーゼンで公式戦38戦無敗を誇るなど強さを見せており、ドイツに残留する見込みとされている

シャビ・アロンソ監督は選手時代、04年にリバプールに加入し、欧州CL優勝に貢献。09年までに210試合に出場。その後レアル・マドリード(スペイン)に移籍し、引退後に指導者としてのキャリアをスタートさせた。

1月にリバプールの次期監督候補に挙がった際には「今はレーバークーゼンの仕事に集中している」としながらも「(将来的に)何が起こるかは分からない」と話していた。

BBCによると、リバプール監督人事については、日本代表MF守田英正が所属するスポルティング(ポルトガル)のルーベン・アモリン監督、同FW三笘薫が所属するブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督も候補に挙がっていると報じられている。