元サッカー日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(45)が11日までに、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会期間中の発言で物議を醸した日本代表FW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)を擁護した。
塩貝は決勝トーナメント初戦ブラジル戦を前に「昔は強かったけれど、今はどうなんすか? フランスだけ強いというイメージ。あとアルゼンチン。ブラジルは最近あんまり聞かない」「昔のネイマールじゃないですか。今は大丈夫だと思います」などと発言。国内外で騒動となり、ブラジルに1-2で逆転負けを喫した後には、相手のMFマテウス・クーニャは敵意むき出しで激高する姿もあった。
闘莉王氏はブラジルが2回戦でノルウェーに1-2で敗れたことを踏まえた上で、塩貝の発言について「ブラジルはそういうところ、敏感ですからね。ブラジル人は敏感なところがあって、俺は良くないと思う。塩貝選手は何も悪くない。ただ事実を言っただけ。あらためて、昔のネイマールじゃないことは、誰が見ても分かる」と理解を示した。
塩貝の発言はブラジル国内でも批判が相次いだが「ブラジルがそんなに敏感になっているのも馬鹿ばかしい。結局、最悪のW杯になったと言える」と辛口でコメント。「塩貝選手はちょっとかわいそうだった」とあらためて擁護した。
ブラジルはW杯最多5度の優勝を誇るが、02年を最後に頂点に届かず。今大会は94年から8大会続いてきた8強進出にも及ばなかった。
「ノルウェーとの戦いで、これがブラジルだなという試合をしてしまった。支配率、保持率は相手が圧倒的に上。守れるところでちゃんと守れていない。攻めでも決定率を欠く試合が多い。本調子じゃなかったブラジル。あれが現実の力」とぶった切った。


