[ 2014年2月21日23時19分 ]

 アルペンスキーの最終種目、男子回転は22日午後4時45分(日本時間同9時45分)に始まる。

 日本からは2006年トリノ冬季五輪7位の湯浅直樹(スポーツアルペンク)と4大会連続代表の佐々木明(ICI石井スポーツ)が出場する。21日は本番コース付近の斜面で最終調整した。

 30歳の湯浅は昨季のワールドカップ(W杯)第3戦で自己最高の3位に入り、今季第3戦も4位とメダルを狙える力をつけた。

 1月中旬の第5戦で右足首を骨折し、回復途中。雪上練習は負傷後初だった19日に続いて2度目で、動きの切れは予想以上だったようだ。「状態としては70点くらい。本番のウオーミングアップで金メダル争いができるような状態にもっていきたい」と意気込みを口にした。

 W杯で2位に3度入った実績がある32歳の佐々木は、五輪では前回バンクーバー五輪の18位が最高と実力を出し切れていない。

 既に今季限りでアルペンスキーからは引退する意向を表明した。悔いのない滑りを期し「完璧な感触で練習を終えられた。楽しみ」と気持ちを高めた。